FX検証・実践ブログ

定めた手法で生活に寄り添いながらトレードします。一日当たり30分しか分析時間は取りません。

ここ数日、トレードをやめていた件に関して

前回の分析時では、2ヶ月ほどの間トレードそのものを一旦休止していた時に気づいたことについて分析を行いました。

その結果として今回のトレードがあるわけですが、環境認識や、プログラムに従ったテクニカル分析、トレードのエントリー等々で、当時の検証をもとに、かなり良いパフォーマンスを発揮することができていたと考えられ、始めてから2週間程度では収支的に+な日々を過ごすことができていました。

しかし、反対に、後半の2週間では、トレンドの発生があまり確認できないような相場でトレードをすることになってしまい、収支的に+を完全に崩してしまう結果になってしまいました。

何が原因でこうなってしまったのか?を分析し、次に繋げていかなければなりません。

 

問題の洗い出しに関して、❶チャートから分析・検証できる内容と❷その他の解決策を考え出していこうと思います。

 

その前に、前提を確認します。

前提

日足:下降目線、4時間足:レンジ帯、1時間足:レンジ帯

それゆえに、30分足以下の時間軸でトレンド発生と、トレード根拠を探してエントリーするという戦略を取っていた。

そして、その中で特に負けてしまっていた日について、考察する。

 

❶チャートから分析・検証できること

今月の様子を分析してみると、まず、

・検証番号18番の日は、トレードに適さないということがよくわかりました。

トレードに適さないというのは、勝率が著しく落ち込んでしまったということと同義です。

 

 

では、なぜトレードに適さないという判断をすることができるのか?その根拠も洗い出す必要があります。

根拠として考えられることがいくつか存在します。

 

・トレンドラインとパターンのみを根拠にしていた。

・水平線を引けないことを仕方のないことと割り切っていた

→直近の落ち込み具合がとても大きかったため、過去のチャートに遡るのに面倒を感じて、水平線をあまり引いていなかった。

・水平線が弾ける時、pivotと重なるため、みにくくなるという理由で水平線を間引いていたことがあった。重なりが大事なのに、そこを切ってしまうのは重罪だ。

→無意識にやっていたみたいなので、本当に気をつけたい。

・短期時間での決済を狙うはずなのに、大きく保有しようとしていた。

・アセンディングトライアングルを狙おうとして、レジスタンスの水平線ブレイクから勢いよくブレイクする形を狙おうとしていたが、ブレイクした瞬間に乗ろうとしていた。

→そもそも、ブレイクと同時に乗ろうとするのは、勢いが強ければ強いほど追っかけになってしまうため、エントリー位置がかなり上になってしまう。ゆえに、戻されてしまった時の損きり幅が想定以上に大きくなってしまう。おそらく、自分の好きなエントリーパターンは、ボックスやフラッグ、トレンド転換シグナルとなるパターンで、戻り売りまたは押し目買いをするパターン。

 

 

❶で観察できる検証ポイントは概ね、上記の5点で収まることがほとんどである。

よって、この5点を解消するように対抗策を講じる。

・トレンドラインとパターンのみを根拠にしていた。

解決策

→トレンドラインとパターンを根拠にするのは良いが、もう一つ以上の根拠があることが望ましい。

例えば

・テクニカルの場合

サイン、EMAが機能しているか?アジア時間なのか?欧州時間入りなのか?欧州時間+NY入りの時間なのか?欧州引けのNY時間なのか?

ちなみに、欧州時間帯では、4時から6時程度までかなりの流れができる可能性ありなので、この時間にトレードするのはアリかと思われる。

・ファンダメンタルズの場合

直近通貨ペアの強弱はどうか?NYダウ、日経平均は重要なサポレジ転換線または抵抗帯をブレイクしたのか?

NYダウ、日経平均は同調する可能性が高いので、これらが重要な抵抗帯をブレイクしたのであれば大きく動く可能性は高く、他の通貨もそれにつられて動く可能性が高くなる。

 

・水平線を引けないことを仕方のないことと割り切っていた

・水平線が弾ける時、pivotと重なるため、みにくくなるという理由で水平線を間引いていたことがあった。

解決策

→上の方は、過去を遡るなりなんなりして、できる限りの水平線を引くことが大事。

また、前日高値や前日安値が意識される場合ももちろんあるので、それらのブレイク等々も意識される可能性は十分高いから、そういうところに水平線を引くのも、あまりにも引けない時は手になる。

→下の方は、上位の時間帯にpivotを出現させないように設定することで解決を図った。

これで水平線を引いた後に、重なりを確認することができる。

 

・短期時間での決済を狙うはずなのに、大きく保有しようとしていた。

解決策

→リスクリワードの関係から、大きく狙わざるを得ないようなトレードをしてしまった結果であると分析することができる。

リスクが大きすぎるのであれば、短期で入ってすぐに利確するくらいの気持ちでいた方がいい。特に、15分足等のトレンド形成でトレードするなら、なおさらである。

 

・アセンディングトライアングルを狙おうとして、レジスタンスの水平線ブレイクから勢いよくブレイクする形を狙おうとしていたが、ブレイクした瞬間に乗ろうとしていた。

解決策

→フィボナッチ等々で、押し目をつけられているような場合は全然いいが、そうでない場合、ブレイクに乗っていこうとするのはあまりにナンセンスである。

損きり幅が大きくなりすぎてしまうのと、利確幅も大して大きくないのでリスクリワード的によろしくない。

 

❷その他の解決策

・そもそもトレードする通貨ペアが少ないのではないか???

→トレードする通貨ペアが少ないことで、通貨ペアとして適していないにも関わらず目線を固定してトレードしてしまうという事態が生じている可能性がある。

解決策

→10通貨ペアに増やして検証する。

→強弱判断は今まで通り行うが、最強通貨と最弱通貨がわかるようにすればいい。最弱通貨を相手にした通貨ペアでトレードを行えば良いからである。

そして、それを一瞬で判断するプログラムを作成中である。2**10通りなので、1024パターンあるが、所詮、その程度である。単なる場合分けなので、簡単に作れる。

が、間違いなく時間がかかるので、開発終了までは一定時間がかかること間違いなし。

→エントリー前に、4時間、または1時間足で強弱を確認し、その時の最強通貨と最弱通貨からなる組み合わせと、最弱通貨を相手にした3ペアほどの通貨ペアを選んでテクニカル分析を行なってトレードするようにしていく。

具体的には、欧州入り時間前に検証を済ませておくくらいがベスト。

 

あとは、フィボナッチについて課題を自らに課す。

特に1時間足のトレンドのなかで押し目を見つけるための練習をしてみる。

その練習の中で、EMAの動きとか、時間帯的な動きについても確認してみる。

それは明日からの投稿で片手間にはなるが、トレードと並行して練習していく。