ゾーン 「勝つ」相場心理学入門を読む 著者マーク・ダグラス
心理学的な観点から相場を捉えようと考えて買ってみました!!
自分が読んで学んだことのまとめをしていこうと思います。
目次
前書き
「zone」とは邪念のない落ち着いた心境のことである。
ダグラス氏は以下のように述べている。
「一流のトレーダーには、zoneを持つという共通点がある。
そしてその共通点は努力次第で誰でも身に付けることが可能だ。しかし、その習得には「普通」とは異なる思考法が必要となるため、トレーダーとして大成する人は非常に少ない。」
その思考法とはなんなのか?僕と一緒に読み解いていこうではないか!
※注意点
ダグラス氏の論理は非常に飛躍する部分があり、飛躍したのちに元の話に戻ってくるという論理構成をとっているらしい。それゆえに、僕の理解が追いつかないこともあるかもしれないので、後々でも気づいた事はこのブログに書き込んでいきたいと思う。
序文
ダグラス氏によれば、我々が成長期に学んだ生きる術と、トレードで負けることについては相関があるらしい。生きる術を紐解くことで、負けることを理解できるようだ。
例えば、学校でいい点数を取る術、他人との関係を築くために学んだ術、日常生活を維持するために学んだ術、社会に適応するために学んできた様々な術がトレードにおいては優位性を阻害しうる心理を形成する可能性が非常に高いのである。
以下、本編である。
第1章 成功への扉-ファンダメンタル分析か、テクニカル分析か、それとも心理分析か-
1-1 まずはファンダメンタル分析から
1-2 テクニカル分析への転換
1-3 心理分析への転換
第2章 トレードの誘惑(そして落とし穴)
2-1 魅力
2-2 危険性
2-3 安全装置
2-3-1 規則を考えたくない
2-3-2 責任感の欠如
2-3-4 ランダム報酬にのめり込む
2-3-5 外部支配VS内部支配
第3章 責任を取る
3-1 心の環境を形成する
3-2 損失への対応
3-3 勝利、敗北、絶好調、そして破滅
第4章 一貫性
4-1 トレードに対する考え方
4-2 リスクを本当に理解する
4-3 心の環境の構成方法
第5章 認識の力学
5-1 心のソフトを修正する
5-2 認識と習得
5-3 認識とリスク
5-4 連想の力
第6章 マーケットの観点
6-1 「不確定性」理論
6-2 マーケットの最も根本的な性格
第7章 トレーダーの優位性
7-1 逆説ーランダムな結果と一貫した結果
7-2 その瞬間のトレード
7-3 期待を管理する
7-4 感情面のリスクを排除する
第8章 信念の役割
8-1 問題の意味を明確にする
8-2 用語を理解する
8-2-1 目的は何か?
8-2-2 技術とは何か?
8-2-3 気軽な精神状態とは何か?
8-2-4 客観性とは何か?
8-2-5 「心の準備をする」とはどのような意味か?
8-2-6 「今この瞬間」とは何か?
8-3 根本的事実と技術を関連づける方法
8-4 「ゾーン」へ
第9章 信念の性質
9-1 信念の起源
9-2 信念、そしてそれが人生にもたらす衝撃 -信念は人生をどのように決定するか-
9-3 信念VS真実
第10章 信念がトレードに及ぼす影響
10-1 信念の基本的性格
10-2 自己評価とトレード
第11章 トレーダー的思考法
11-1 機械的段階
11-1-1 自己観察
11-2 自己規律の役割
11-3 一貫性の信念を確立する
11-4 売買演習-カジノ的優位性を用いたトレード法を習得する-
11-5 最後に
まずはこの本が書かれていることの簡単な紹介と、目次を書きました。
今後の更新では、これらの内容について一つずつ具体的にわかりやすくブログで公開していきますのでよろしくお願いします!!